2014年06月14日

私は筆圧が弱い

万年筆を使うようになってから数ヶ月後、間を置かずに二回、筆圧を測定していただく機会があった。
ペンのこと、紙との相性などについて書くにあたり、大前提として、「私は筆圧が弱い」ということをあげておく。どのくらい弱いかというと、

・字幅がMのペンでも、Fとそれほど変わらない太さになる
・字幅がMのペンでも、6ミリ罫ノートにそれなりに書ける
・万年筆と相性のよい紙と言われるものにMで書いても、硬さに負けて細字になる
・万年筆で書くとインクの色が他の方よりやや薄くなる傾向にある

他にもあるかもしれないが、ざっと思いつく限り、上記のことは、実際にペンや紙の話をするとき、前置きとして相手に伝えておくことが多い。とある万年筆屋さまに「筆圧の弱い方は正しい字幅で書いていただけないので万年筆屋としてはお勧めに苦労する」と伺ったことがあるが、確かにFもMもあまり気にせず使っている。

2013年11月2日、代官山の蔦谷書店で、PILOTの筆圧測定会があるというので足を運んだ。
自分の筆圧については、よくわかっておらず、何らかの目安になればと思って行ってみた。
余談であるが、この時の測定担当の方は、地元のショップでお会いした、PILOTの営業の方だった。私に、PILOTのブルーブラックのカートリッジをくださった方である。

方法は、専用の台の上に設置された用紙に、自分の名前を書いて、連動する測定器で測定する。
結果がグラフで出てくるので、それを見ながら、筆圧と筆記速度を教えていただく。

PILOT 筆圧測定

女性の平均値は100〜120g、とか伺った気がしたが、半分以下である。ちなみに、私の名前は、漢字四文字、三文字が画数3、最後が画数12という偏り具合だが、緊張のせいと画数が少ないせいか、筆記速度は普段より遅かったと思う。

結果を基に、推奨の字幅やペン先についてアドバイスをいただくのだが、ペン先としては細字から中細字、柔らかめのニブをお勧めされた。
担当の方のお勧めで、エラボーとフォルカンを試させていただいたが、どちらもとても書きやすく、特にフォルカンは、いつか一本手元に置きたいと思っている。


この約一ヶ月後の12月7日、同じ代官山蔦谷書店で、モンブランのビスポークが開催された。
こちらは、筆圧や筆記速度だけでなく、ペンの角度、回転など、かなり細かく分析してくれるものだ。
方法は、ペンタブレットの上に置かれた用紙に、指定された文章と、自分の名前を漢字とローマ字で書き、パソコンで測定結果が分析され、プリントアウトされる。
短文ではあるが、ノートに書くつもりで筆記したこともあり、今度は筆記速度は早めと診断された。

モンブラン ビスポーク

筆圧はグラムに換算すると49グラムほどだったので、PILOTの時より9グラム強いが、弱いことに変わりはなかった。弱すぎて、書いた文字が途切れ途切れになっているのがわかる。

筆記角度は高めで、長く書道をやっていたことが丸わかりらしい。ペンはほとんど回転させず、手首もあまりぶれないようで、筆記スタイルは安定しているらしい。
ここでもお勧めのペン先はFだった。字が小さめなので、太字は勧められないようだ。


この先、何本か万年筆の話も出てくるし、インクの話も出てくると思うが、画像を見て「どこがM?」とか思っても、筆圧が弱くてペンの固さに負けてるせいだと思っていただければ幸いである。
タグ:万年筆
posted by ゆみや at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 万年筆・インク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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